2008.12.02 Tuesday
★【スルタン】公開はタミル新年(4月14日)に
11月8日付のラジニjpニュース
「★ラジニ様【スルタン】映像取り込み撮影のためハイデラバードへ」の記事中で
【スルタン】の公開有力日を来年のポンガル(1月14日)とお伝えしましたが、
ハイデラバードでの映像取り込みの結果、さらなる調整が必要になったようで
公開目標日は来年のタミル新年(4月14日)となりました。
また、当初日本語を含む18の言語でリリースされる予定でしたが、
「より完璧な映像制作に専念するため」に、吹き替え言語は
タミル語・テルグ語・ヒンディー語・英語を含めた12言語に
縮小されました。
この12の中に日本語が残っているかどうかは、現時点では不明です。
この作品に先駆け、北インドでも初の本格3Dアニメ映画
【ロードサイド・ロメオ】が今秋公開されました。
北インドの有名映画制作会社ヤスラジフィルムと
ウォルトディズニー社の共同作品で話題を集めたものの、
「アニメは子供向け」というイメージが強く、興行的には芳しくありませんでした。
これを受け【スルタン】では、大人も子供も楽しめるエンターテイメント映画にすべく
より一層「ラジニ色」を強化しているものと思われます。
▲【ロードサイド・ロメオ】
声の出演にはサイフアリカーンやカリーナカプールなど、
ヒンディ映画の大物俳優を起用し、大々的にリリースされましたが
ヒットには至りませんでした。
これまでにも北インドでは「ハヌマーン」や「ガネーシャ」など
ヒンドゥ教の神様を題材にした3Dアニメが制作されてきましたが、
どれも子供向けで、本格的な作品とは言えませんでした。
観客にはそのイメージが残ってしまい、せっかくのディズニーとの共作も
大人の観客動員に結びつけることができなかったようです。
【スルタン】もこの影響を受け、より大人も惹きつけられる内容にすることが
求められることになります。
【スルタン】の制作総指揮のサウンダリヤ・ラジニカーント(ラジニ様次女)は
インタビューに対し
「当初父(ラジニ様)は、私の指揮能力を心配していましたが
今はこうやってプロジェクトに参加してくれているのでとても幸せです。」
と語りました。
また、もっと洗練された映像の制作のため、
公開日をさらに遅らせることも考えたそうですが、
ラジニ様のアドバイスにより、公開言語の数を減らすかわりに
早期公開を目指すことを決断したそうです。
予定どおり4月14日に公開されると、ラジニ映画では
【チャンドラムキ】に続くタミル新年公開となります。
| スルタン(Sultan - the Warrior) | 22:45 | - | - | - | - |